最近は「自虐ネタ」と言って、自分をわざと貶めたり自分のだめなところを話して積極的に笑いをとる、という風潮がありますね。
特に若い人はそれが顕著なように思います。
失敗談を笑って話せたり、自分の欠点を堂々とさらけ出せる人は信頼されますし、そういう話には他人を安心させる効果があります。
だから、「適度な自虐ネタ」ならばいいんですけど、なかにはけっこう自虐ネタが行き過ぎて、本当にただの「自虐」になっている人も見受けられますね!
自分はダメだ~と思っていると、さらに自分はダメだ~と言いたくなることが起こる法則
自分の欠点についてずーっと考え続けていたり、「自分のここがダメ」「自分のこういうところが嫌い」という話をし続けていると、セルフイメージがどんどん下がってしまいます。
潜在意識は融通が効かないので、自分の考え・言葉をひねらずストレートに受け取る性質があるのです。
そして、潜在意識は受け取った考え・感情を現実化する力を持っている。
だから、「自分は○○がダメ」と思っていると、もっと「自分は○○がダメ」と言いたくなるような現実を創造します。
「自分はダメだ~」と思い続けていると、引き寄せの法則がはたらいて、もっと「自分はダメだ~」と言いたくなるような出来事が起きてしまいます。自己否定していると、さらに自己否定したくなるようなことが起こるものです。
逆に「自分はスゴイ!」と思っていると、それだけでまた「自分はスゴイなあ!」と思えるようなことに出会えたりします。
なぜなら、あなたの思っていることがそのままオーダーになって潜在意識に伝わり、潜在意識はそれを現実にするから。
この辺りの話は、斎藤一人さんの下記の本や、何度も紹介しているコイケヒロシさんの「ドSの宇宙さん」を読むと、とってもよく理解できると思います。
「斎藤一人 世界一ものスゴい成功法則」 (語り下ろしCDつき!)
マキノ出版 (2015-07-15)
売り上げランキング: 77,976
というわけで、笑いをとるための「自虐ネタ」くらいなら構いませんが、心の中で本当に「自分はダメだ!」と思うのは絶対にやめましょう!
自分のいいところについてひたすら考え続けてもいいし、想像の中で現実よりはるかに優れた自分を思い描いてもいいです。思い描き続けていれば、現実がそれに近づいていきますからね。
とにかく、現実よりも理想のイメージを心に持ち続けることです!そうすれば、理想のほうに現実が寄っていくのですから。
もし、どうしても自分はダメだ~と思ってしまうなら、言葉だけでも「自分はスゴイなあ!」と言い続けてみたり、自分の長所だけをひたすら書き出して、そればかり考えるようにしてみましょう!!
それだけでも現実が変わってくるはずです!!